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コラム #7

デトックスからデラジ(de-radiation:放射能物質の体外排出)の時代へ

つい先日、「千葉県でも子どもの甲状腺異常の発生率が高まっている!」というニュースがありました。
 
東日本大震災以来、「放射能」という言葉は日本全国の食卓にホットなテーマとして登場し続けていると思いますが、このニュースで震撼された方も少なくないのではないでしょうか?!
 
現在は、物理的に放射性物質の影響を受ける範囲に居住していなくても、日々の食事から放射性物質を摂取している可能性があります。震災の原発事故による放射性物質の生態系に及ぼす影響範囲は、まだまだ未知数というのが正直なところでしょう。
 
「とにかく東北産の食品を避ければよい」という単純な話ではなくなってきているのではと感じます。とくに小さな子どもを持つママは、とても心配になっていることでしょう。放射能の影響は、体の大きさにももちろん関係してきますから、同じ量を摂取していても先に子供の方へ影響がでてきてしまうはずです。
 
一方で、現在の日本から今すぐに原発をすべて廃止することは難しそうです。国土面積が少なくエネルギー資源も輸入に頼らざるを得ない現状の中で、『脱原発派』・『卒原発派』など意見は様々。
 
子どもたちの健康を預かるママとしては、もちろん、「今すぐ完全撤廃してくれ!」と思いますが、日本経済としては「それもわかる。。でも代替手段が確立するまでもうちょっと待ってくれ!」という心境でしょうか。
 
しかし!!今日の晩ごはんの時間は待ってはくれません!ママたちは、「いったい何を食べればいいの?!」という日々の問題に直面しているのです。
 
 
・「放射能量で選ぶ」
 
震災直後には、自身で放射線量を測定できる機器を購入して、自分ちの庭先や近所をまめにチェックしていた方もたくさんいましたよね。でも、スーパーなどで食材に対してそれをしている人はお見かけしたことがありません。
 
ほとんどの消費者が、スーパーのような購買の現場においては、放射線量を「産地」から推測して判断しているのではと思います。
 
それだけでは安心できないぞ!という感度の高い方たちの中には、食品の放射能濃度を自主調査している商品を選定している人もいます。
 
「安心・安全」を謳う企業の中には、国の基準よりもさらに厳しい自主基準を設定しているところも。これからは、消費者の意識に、原材料の内容(すなわち、添加物の有無、遺伝子組み換えがないか、、)などに加えて、放射能量も選定基準の大きな要素として加わってくることでしょう。
 
しかしながら、食品に残留する放射能の量は、風の強さなど天候によって数値はまちまちなので、商品パッケージに記載するのは難しい、、、多くの放射能感度の高い企業は、自社ホームページにて、食材ごとに「●月●日・牛乳・放射線量●●」と公表しています。
 
膨大な量なのでチェックするほうも検索するのがかなり大変。。。(^^;)「放射能は気をつけたい!」と思っていても、日々の生活の中でその情報を参照しながら選ぶのは現実的でないような感じがしております。※私自身、興味本位でチェックしたことはありますが、毎日チェックするのは絶対むりーー!と感じました。(それが趣味になってしまってる方もいそうですけど。笑)
 
従って、現状ベターな策としては、自主基準を設けて日々厳しいチェックを行っている業者を見つけ出し、完全な信頼ではないかもしれませんが、その『姿勢』に託すことしかないのかなーと。
 
しかしそれは、放射能摂取は0ではなく、常に少量は体内に取り込まざるを得ない状況を認識することでもあります。これは現在の日本に住んでいる限り、全ての人が避けられない問題なのです。
 
 
 
・「避けられない」なら「体外排出」を考えよう
 
食生活が豊かになってくると、少量の残留農薬であっても気になるのが人の心の常。戦後の食料難のときは、道に生えてる草だって食べてたんでしょうけど。
 
世界的に「デトックス(”detoxification”=解毒。毒素の体外排出)」という言葉が、完全に定着しておりますよね。今夏は「デトックスウォーター」なんてのも流行りました。
 
「 これ、皮ごと漬け込んだら皮に残っている残留農薬が水に溶けだして、逆に毒素をたくさん摂取することになってるよ?ちゃんと無農薬のを使ってる??」と気になってしまう私でしたが、ちょうど夏は第二子妊娠につき、つわり地獄に陥っていたため、自分でも無農薬or低農薬の果物を買い込んで、しっかり皮を剥いてからデトックスウォーターを自作しておりました。(原材料費が高くつきすぎてすぐやめましたけどね。笑)
 
まあ、そんなこんなで、放射能についても、いずれ「摂取をさける!」段階から、「体外排出」の方に目が向いてくることは間違いないだろうと思っています。
 
食育アドバイザーとしては、そういうブームはいち早く先取りしないと!ということで、、、「デラジ(”deradiation”=放射能排出って意味になる?)」という言葉を考えてみました。
 
これ、来年度の流行語大賞とれるかな〜?(なんちゃって。笑)
 
 
 
・被爆&原発の国「日本」ならではの知恵
 
放射能の体外排出を端的に表現する言葉はまだないんだと思いますが、いろいろ勉強してみると、「放射能排出」の知恵は実は世界でも日本が一番進んでいるんですよ!!!私自身驚きました。
 
なぜなら!
日本は世界でも唯一、原爆が実際に投下された国だからです。
 
一般的にはあまり知られていないと思いますが、「原爆とはなんぞや?」ということすら知らなかった70年前、爆心地からわずか1.4キロの地点にいたにも関わらず原爆症になることなく生涯を全うされたある医師が存在したんです。長崎の当時浦上病院医長、秋月辰一郎博士とその病院関係者達です。
 
秋月博士は、もともと虚弱体質で成人するまで生きられないかも、、と自分で思っていたほど体の弱い人だったそうですが、伝統的な和食をベースとした食生活の改善により、健康な体を得ることができ、さらにはお医者さんにまでなった方です。その秋月博士が徹底していた食生活が、結果的に、重度に被爆していただろう自身と病院スタッフ達を原爆症から守ったのです。
 
後に、「原爆」「放射能」というものが明らかになってくるにつれ、秋月博士は独自に「和食の放射能の体外排出効果」を研究されます。その知恵が、後年、チェルノブイリ原発事故の際、日本の「味噌」がひっそりと現地に運ばれて、多くの人の命を救っていたという話もあるそうです!!
 
私はその話を知って、「和食、、すげーーーー!!!」と衝撃を受けました。
 
 
 
・食材のもつ「デラジ効果の知識」を学ぶ
 
「え?デラジって言葉、さっそく使ってるの?」
はい、流行らせたいと思います。
 
さてさて。
秋月博士が独自に研究していたころは、もちろん今よりもテクノロジーが著しく劣っていた時代なので、「俺は絶対これがよかったと思う!!」みたいな経験的な知でした。
 
それが、科学的に解明されるのはもっと後になってのこと。
彼が推奨していた「味噌」「塩」「徹底した砂糖断ち」は、その後、確かに彼らが原爆症を免れた要因であったと、科学的にも証明されることになりました。
 
味噌の熟成段階で合成される「メラノイジン」という成分が、放射性物質による外部被ばく、内部被ばくともに防護効果があることが判明しています。
 
また、最近ではさらに色々分かってきており、納豆の抗菌成分「ジピコリン酸」は、金属イオンと結合する力が強く、放射性物質のストロンチウムやコバルトなどと体内結合し、排出してくれる働きがあったり、同じく納豆の「アルギニン」という成分が、放射能によってDNAが損傷しても、自分で回復させることのできる免疫力を高める効果があるそうです。
 
このようなデラジ効果が期待できる食材は、ほとんどが「伝統的な和食」の中に含まれているんですー!!
 
和食、、、世界遺産に値する今後もながーーーく受け継いでいきたい日本の遺産ですね!
 
食生活の欧米化・多様化が語られて早数十年ですが、今改めて、和食に原点回帰する時期なのかもしれません。「何は食べないほうがよい」とか、「何が体に良い」などの情報・知識は、日々更新されているのです。知っていると知らなかったでは、生死すら左右する時代といっても過言ではないでしょう!
 
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